「シリンダー故障」はカムと呼ばれる部品の損傷劣化で起こる鍵トラブル

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鍵の空回り現象がシリンダーに原因がある場合。
シリンダーを固定しているパーツ(ネジなど)が緩んでいたり、外れてしまている場合やシリンダー自体が破損してる場合、シリンダーの後部に付いているカムと呼ばれるパーツが外れていたり破損していたりする場合に起こる鍵トラブル。
シリンダーは、錠前ケースに連動し動力を与えているので接合がされなくなると事で鍵の空回りトラブルを引き起こします。この様なトラブルの多くはカムの破損が原因によるシリンダー故障になります。シリンダーのカムは鍵の施錠、解錠を行う為のとても重要な部品になります。

3つの部品は外筒、内筒、カム

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シリンダー故障の原因

内筒とカムの接続不良

シリンダー故障の主な原因はカムの破損によるもので、シリンダーとカムの接続部が破損して取れてしまうトラブルの事になります。 カムそのものが折れたり、変形したりする事は滅多にあるわけではありません。

仕組み

カムの力でボルトを動かす

鍵を掛けたり開けたりする度に錠前ケースのデッドボルトが飛び出たり引っ込んだりします、一連の動作として、「1鍵をシリンダーに挿し込み回す」、「2鍵が回るのと同時に内筒が回転」、「3内筒が回ればカムも回転する」、「4カムの回転動力で錠前ケースのデッドボルトを動かす」といった感じになりますが、この最後4番目に、ある筈のカムがもし、シリンダーに無かったらどうなるか?
デッドボルトを動かす伝導力がなくなる為、カギはクルクルと回転するだけで施錠も解除もされなくなってしまいます。

故障しやすい錠前

カムは長さなど形状が違う

カムという部品は、扉の厚みや錠前の種類によって形状、大きさ、長さなどがそれぞれ異なり、内筒とカムの接続のされ方にも違いがあります。空回りなどの故障が起きやすいシリンダーの特徴は、カムの長さと接合部の設計に関係しており、短いのものよりも長さのあるほど壊れやすいと言えます。長さがあるカムは錠前に力を加えた時に接続部分に大きな負荷がかかります、それに伴い接続部の強度次第ではシリンダーからカムが外れてしまい鍵は空転状態になってしまいます。

チューブラ錠に限らずサムラッチ錠やドアノブ錠、本締錠などのシリンダーで起こりやすいトラブルです。
【GOAL 】AD :GF
【U-SHINSHOWA 】ホクセイアルミ
【WEST】GS600:G5500:グランドロック 
【ALPHA 】フローレンス 
【KODAI 】リヴィエール本締錠
【TITAN】KWIKSET

カム故障の対策方法

新しい鍵へ交換(シリンダーの取り替え)

内筒から単純に取れてしまっただけのカムであれば、元通りに取り付けて修理が出来ます。しかし、接続部の劣化や損傷によって外れてしまったカムは、再び取り付ける修理が出来ないのと、修理できたとしても直ぐに再発してしまう可能性があります。また、接続部分の部品は単体では販売されておりませんので、今後お使いになる上でシリンダーの鍵交換を推奨します。

  • アメリカ製メーカーのKwikset(クイックセット)でTATAN(タイタン)になります、輸入住宅の玄関扉に使用されているシリンダー。
  • 国産メーカーのGOAL(ゴール)でAD(エーディ)シリーズ、KODAI(コダイ)のリヴィエールがあります。
  • サムラッチ錠(装飾錠、アンティーク錠)などにおいては、AGOAL(ゴール)のシャメール、ニース、オークなどのシリンダー、ALPHA(アルファ)のフローレンス、KODAI(コダイ)のプレジデント、ミラノ・モナコなどになります。

カギが空回りするトラブル事例はこちら

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