錠前ケースの故障で鍵が空回り|原因と対策

錠前の故障が原因による「鍵の空回り」

錠前ケースが関係する鍵トラブルは主に、ラッチの故障デッドボルトの故障があります。
「カギが空回りを起こすトラブル」によってカギが開かない、カギが掛けられないといった原因の一つには、錠前の不具合によって引き起こされるデッドボルトの故障が考えられます

錠前故障による鍵の空回り

錠前の故障が起きる原因は様々ですが、最もな理由を挙げるなら、経年劣化などの金属疲労でデッドボルトを固定している周りの部品や、デッドボルトを動かしている部品が劣化して壊れてしまう事になります。

錠前故障による修理や交換作業は、玄関の扉が開いた状態と扉が開かない状態で作業内容が変わります
まず、錠前が壊れたタイミングで玄関ドアが開いていたならば、扉から錠前ケースを簡単に取り外す事ができるので、修理や交換がスムーズに行えます。しかし、扉が閉じている状態で、なおかつ鍵がロックされまま錠前が壊れてしまうと修理、交換作業を行う事が出来ませんので、玄関扉の開錠作業(開錠費用)が必要となります。錠前の調子が悪いと感じたら、少しでも早く対応する事により余計な出費を抑えられるかもしれません。

デッドボルトの不具合で起きる鍵トラブル

通常、鍵を掛けた場合に扉が開かなくなるのは、デッドボルトと呼ばれるボルトがケースから飛び出し、玄関ドアと扉枠の隙間を塞ぐ事でつっかえ棒の役割を果します。また、鍵を開けた場合に扉が開くのは、デッドボルトがケース内に収納される事でドアと扉枠の隙間を遮っていた物が無くなるからになります。
また、「錠前の故障が原因で起きた鍵の空回り」の症状は、外側(家の外)から鍵の解錠、閉錠を行ってもカギが空回りするだけでロックの開閉が出来ないだけに限りません。外側と同様に室内(家の中)からサムターン(ツマミ)を回転させてもくるくると空回りしてしまい、ロックの解除も施錠も行われなくなってしまいます。

【この様な鍵トラブルが起きた場合、状況として次の四つの事例が挙げられます】

外から扉の鍵を開ける時と鍵を掛ける時

  • 帰宅し家に入りたいけどドアが開かない為に部屋に入れない
  • 出かけたいけど鍵が掛からない為に心配で外出できない

部屋の中から扉の鍵を開ける時と鍵を掛ける時

  • 外出したいけど鍵が開かない為に外に出られない
  • 鍵を掛けて戸締りしたいがドアが開いてしまう

錠前のメンテナンスの方法

錠前を定期的にメンテナンスすれば長く安心してご使用出来ます。
錠前は玄関ドアの中に設置されていて、ケースという形で密閉されている事もあり、わざわざケースを取り外してメンテナンスを行うのはとても手間のかかる作業になります。

ご自身で錠前を簡単にメンテナスする方法は、ケースから飛び出るデッドボルトの隙間からオイルでスプレーするだけ。分解できないケースの内部に、潤滑油を浸透させデッドボルトの動きをスムーズにさせる方法です。

一番のメンテナンス方法はドアからケース(錠前)を取り外し(シリンダー、レバーハンドル、ノブを外すと最後にケースが取り出せます)、ケースを分解した後パーツクリーナーで油分を取り除き、グリスやオイルなど潤滑油を塗布する。【注意】錠前を分解しようとケースの蓋を開けると内部の部品が飛び散る事があり、再び組み上げるのが非常に困難な作業になるため鍵屋もやらないメンテナンス方法です。何も不具合が無い限りは分解しないようにしましょう。
錠前は分解しない事

錠前が壊れてしまった場合の対策

錠前の故障による対処方法は、新しい錠前ケースの交換で対応出来ます。
錠前ケース内部に組み込まれている各部品の販売、卸がされていないため、錠前のケース交換が必要になります。また、鍵メーカーと品番によって異なりますが、ケースだけの取り寄せが出来ない場合や、シリンダーと錠前ケースが一体化している場合は錠前一式のシリンダーセット交換が必要になります。
錠前故障はケース交換で対応

【錠前のケース交換価格】
各メーカーの機種によって交換費用が異なりますが、およそ¥10,000円(ケースのみを交換した場合の料金でシリンダーは付いていません)

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