鍵の空回り現象がシリンダーに原因がある場合。
シリンダーを固定しているパーツ(ネジなど)が緩んでいたり、外れてしまている場合やシリンダー自体が破損してる場合、シリンダーの後部に付いているカムと呼ばれるパーツが外れていたり破損していたりする場合に起こる鍵トラブル。
シリンダーは、錠前ケースに連動し動力を与えているので接合がされなくなると事で鍵の空回りトラブルを引き起こします。この様なトラブルの多くはカムの破損が原因によるシリンダー故障になります。シリンダーのカムは鍵の施錠、解錠を行う為のとても重要な部品になります。
鍵修理料金を知りたい方に1ポイントアドバイス!
電話の際“最低料金”しか言わない業者には“最高料金”も必ず聞くように!聞かずに「現場見積もり無料」の甘い言葉に騙され、業者を現地に呼んでしまうと手痛い出費を被る事になるかもしれません。
シリンダー故障の原因
シリンダー故障の主な原因はカムの破損によるもので、シリンダーとカムの接続部が破損して取れてしまうトラブルの事になります。 カムそのものが折れたり、変形したりする事は滅多にあるわけではありません。
仕組み
鍵を掛けたり開けたりする度に錠前ケースのデッドボルトが飛び出たり引っ込んだりします、一連の動作として、「1鍵をシリンダーに挿し込み回す」、「2鍵が回るのと同時に内筒が回転」、「3内筒が回ればカムも回転する」、「4カムの回転動力で錠前ケースのデッドボルトを動かす」といった感じになりますが、この最後4番目に、ある筈のカムがもし、シリンダーに無かったらどうなるか?
デッドボルトを動かす伝導力がなくなる為、カギはクルクルと回転するだけで施錠も解除もされなくなってしまいます。
故障しやすい錠前
カムという部品は、扉の厚みや錠前の種類によって形状、大きさ、長さなどがそれぞれ異なり、内筒とカムの接続のされ方にも違いがあります。空回りなどの故障が起きやすいシリンダーの特徴は、カムの長さと接合部の設計に関係しており、短いのものよりも長さのあるほど壊れやすいと言えます。長さがあるカムは錠前に力を加えた時に接続部分に大きな負荷がかかります、それに伴い接続部の強度次第ではシリンダーからカムが外れてしまい鍵は空転状態になってしまいます。
チューブラ錠に限らずサムラッチ錠やドアノブ錠、本締錠などのシリンダーで起こりやすいトラブルです。
【GOAL 】AD :GF
【U-SHINSHOWA 】ホクセイアルミ
【WEST】GS600:G5500:グランドロック
【ALPHA 】フローレンス
【KODAI 】リヴィエール本締錠
【TITAN】KWIKSET
カム故障の対策方法
新しい鍵へ交換(シリンダーの取り替え)
内筒から単純に取れてしまっただけのカムであれば、元通りに取り付けて修理が出来ます。しかし、接続部の劣化や損傷によって外れてしまったカムは、再び取り付ける修理が出来ないのと、修理できたとしても直ぐに再発してしまう可能性があります。また、接続部分の部品は単体では販売されておりませんので、今後お使いになる上でシリンダーの鍵交換を推奨します。
- アメリカ製メーカーのKwikset(クイックセット)でTATAN(タイタン)になります、輸入住宅の玄関扉に使用されているシリンダー。
- 国産メーカーのGOAL(ゴール)でAD(エーディ)シリーズ、KODAI(コダイ)のリヴィエールがあります。
- サムラッチ錠(装飾錠、アンティーク錠)などにおいては、AGOAL(ゴール)のシャメール、ニース、オークなどのシリンダー、ALPHA(アルファ)のフローレンス、KODAI(コダイ)のプレジデント、ミラノ・モナコなどになります。
鍵の修理に関する料金案内
全国展開をしていない当店では、出張地域によって追加料金が発生する場合がございます。鍵修理料金のお問合わせを頂いた際には必ず出張費用、修理費用、追加費用などすべて含めた料金にてお見積り致します。安心価格の鍵の緊急24時間へご依頼下さい。
鍵の修理対応地域は一部地域を除く東京都内(東京23区・多摩地域)になります。LINE、Eメールでのお見積りも24時間受付中!
(状況詳細およびシリンダー全体の画像とおよその住所をお送りください)お急ぎの場合はお電話にてお問合わせ下さい。