旧式ディスクシリンダー(MIWA)を使用の場合に起こる鍵トラブル

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旧タイプのディスクシリンダー(MIWA・ミワロック製)で起こる空回りによる鍵トラブル。国内において使われている美和ロック製ディスクシリンダーは、玄関ドアに限らず様々なの間仕切りドアに使用されています。旧式ディスクシリンダー錠は、ピッキングによる不正な開錠方法により空き巣被害に遭った中で最も多く狙われたMIWAの鍵ですが数十年前より既に廃盤商品になっている為、廃盤以降に建設された建物で出回る事はありません。

しかし、いまだ多くの住宅の扉に使用されている鍵になります。そして、カギの空回りが起こるトラブルの中で、シリンダー故障、錠前故障でも無くカギそのものが原因になるのが下記の画像にあるMIWAのディスクシリンダーのカギです。

カギの先端が摩耗
このタイプの鍵が空回りしてしまったら先端をチェック!

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カギが空回りした時の対策

解決方法は3通り

対策方法1:合鍵(スペアキー)が有る場合

先端が削れていない他の合鍵を使用することで解決

対策方法2:合鍵(スペアキー)が無い場合

空回りするカギを鍵屋さんに持って行き合鍵を作製することで解決(¥500円~¥1000円)

【注意】気を付けなければいけないのが、無知な合鍵屋さんで作成するとそっくりそのまま削れた先端までカットされてしまう事があるので注意が必要です。

ディスクシリンダーの合鍵をコピー(カット)する場合、通常カギの凹みのある部分だけをカットしてコピーをしますが、先端をカットする事はありません。普通の合鍵屋さんなら先端が削れたカギを見ればどういう状態か一目瞭然です。持ち込まれたカギがどういう状態かの説明をして使用を控える事を勧めるでしょう。

対策方法3:鍵を交換する場合

新しい鍵に取り換えることで解決
(弊社のシリンダー鍵交換費用¥10,000円~)

古い鍵と言うこともあり故障のリスクも考えこの際ですから、防犯対策(ピッキング防止)がされた新しい鍵に交換するのも悪くはありません。

施錠・解錠の仕組み

ドアに”鍵を掛ける””鍵を開ける”方法は、カギを回して施錠するとデッドボルトが突出し扉が開かなくなり、解錠をするとデッドボルトが引っ込む事で扉が開くようになります。デッドボルトが飛び出たり、引っ込む動作を繰り返し出来るのは、カギの先端部が関係しています。ところが、カギの先端部分が摩耗し削り取られてしまうと、錠前ケースに接触しなければいけない個所に当たらなくなり空回りを起こしてしまいます。

もし、お使いの鍵で何度かカギを回さないと施錠、解錠が出来ない場合や滑るような感覚があった時は先端が欠けていないか確認し、少しでも摩耗している様であれば違う合鍵を使うのがよいでしょう。

先端が欠けてしまう

MIWAのディスクシリンダーはカギの先端がカムとして機能しているので空回りといったトラブルが起こりますが、殆どのシリンダーは内筒とカムが一体化している為この様な心配がありません。

他のシリンダーはカムが一体化

カギの先端が削れてしまう原因

シリンダー錠の状態が悪いとカギの先端が摩耗します。
シリンダー錠を固定している留め具(ネジなど)の緩みをそのまま放置していたりするとシリンダーが錠前ケースから離れてしまい摩耗しやすくなります。
特にMIWAのLSP錠前ケース(LSP、LEシリンダーを使用)は、シリンダーをネジで固定する仕組みになっているので、ネジが緩んだ状態のまま放置している事でトラブルの原因になります。

内筒の劣化でカギが抜けやすくなっていると摩耗の原因になります。
ディスクシリンダーは古い物だと30年以上使用されている事もあります、故障が非常に少ないディスクシリンダーは交換される機会も無く使われ続け経年劣化を引き起こす原因になります。今後の鍵トラブルを見据えてこの機会に新しい鍵へ交換するのも良いかもしれません。

家のカギが空回りするトラブル事例はこちら

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